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修繕費、調査で否認されない方法(2019年6月18日)

2019年6月18日

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●落合会計事務所 オフィシャルメールマガジン
vol.429 2019年06月18日配信●
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・ご挨拶……… あじさいの季節になりました
・特集………… その修繕は本当に経費に落ちますか?

●ご挨拶○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。

○○さん、こんにちは。
税理士の落合孝裕です。

あじさいの季節になりました。
あちこちできれいに咲いています。
長く楽しめるのがいいですね。

●特集○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。

さて、今回は「修繕費、調査で否認されない方法」です。

会社が期末ぎりぎりに建物など
修繕をすることがあります。
もちろん全額を経費に落とすことを
前提におこなうわけですね。

後日、税務調査が入ると、
期末ぎりぎりに支払った経費については、
調査官はかなり厳しくチェックします。

修繕費については、
(1)期末までに完了しているか?
(2)資産に計上すべきものはないか?
調査官は主にこの2点を確認します。

たとえば、
6月決算を前提に考えてみましょう。
会社は6月末までに終わることを前提に、
業者に修繕の仕事を発注します。

ところが、この人手不足の時代です。
6月末までに人手がそろわずに
仕事が完了しない可能性があります。

7月5日に修繕が完了したとしましょう。
これでは6月末で経費に落とせません。
会社は業者にお願いして、
6月の請求にしてもらうことがあるでしょう。

(当社)6月の請求にしてください。
支払いもすぐにします。
(業者)はい、わかりました。
6月の請求書を送りますね。

意外にありがちなケースが、
摘要欄に「7月5日に業務完了」とあり、
完了日がそのまま記載された請求書です。

その後、税務調査が入ると、
「社長さん、7月に修繕が完了しています。
翌期の経費ですので修正してください。」
こう言われると反論しようがありません。
いわゆる「期ズレ」ですね。

このように否認されないためには、
どうしたら良いでしょうか?

以下のいずれかが良いでしょう。
○ 早めに修繕の発注をする
○ 部分的に請求書を出してもらう

そもそも6月は梅雨の入りで、
どうしても工期が延びがちです。
余裕を持って発注することが第一ですね。

「それができれば苦労しないよ。」
その場合には、私見になりますが、
次のような方法が考えられます。

6月末までに終了した部分で、
請求書を作成してもらうことです。
終了した部分の金額のみを、
経費に落とすという方法です。

たとえば、建物の雨漏りの修理を、
計4ヵ所してもらうとして、
次のように修理が終了したとします。
○ 6月30日までに3ヵ所が終了
○ 7月5日までに残り1ヵ所が終了

合計で300万円の修繕であれば、
「第1期修繕工事(6月分)225万円」
これで請求書を切ってもらいます。
これなら否認されることはないでしょう。

さて次に、資産に計上すべきかの判定です。
修繕費とは以下の(○)になります。
(○)通常の維持管理をする
(○)原状回復の状態にする
(×)資産の使用可能期間を延長させる
(×)資産の価値を高める

(×)は税法では「資本的支出」と言い、
資産に計上する必要があります。
減価償却費で毎期少しずつ経費に落とします。
支出した期ではいくらも経費になりません。

「資本的支出」の事例として以下があります。
○ 避難階段の取り付け
○ 用度変更などの模様替え
○ 品質・性能の高い部品への取り替え
○ ソフトウェアのプログラム修正で、
新たな機能の追加や向上の費用

一方で以下は「修繕費」に落ちます。
○ 壁の塗り替え
○ 部屋の壁紙の張り替え
○ カーテンの取り替え
○ LEDランプへの取り替え
○ ソフトウェアのプログラム修正で、
機能上の障害の除去、現状維持の費用

実際に修理をしてみると、
区分できるものもありますが、
どちらか微妙なものもありますね。

税務調査が入ると、
調査官はまず請求書をチェックします。
摘要欄の記載内容で判断します。

そこに記載された修繕費の内容が、
○ 価値を高める内容 → 否認(ダメ)
○ 現状回復の内容 → 是認(OK)
調査官はまずこういう対応をします。

よって、修繕費の請求書をもらったときは、
○○さんの会社ではまず第一に、
記載内容をよくチェックすることです。

もちろん事実をねじ曲げてはダメですが、
実際は原状回復をしてもらったのに、
価値を高めるような内容であれば、
すぐに書き直してもらうことです。

○○さんの会社で、
今後大きな修繕があるときは、
相見積もりを取ることも重要ですが、
請求書の記載方法の事前打合せ、
これも忘れずにおこなってください。

●編 集 後 記○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。

16日(日)は父の日でした。
長男からは焼き菓子を、次男からは花を、
それぞれもらいました。
しつこく要求はしていますが(笑い)、
やはりうれしいものですね。

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