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消費税、仕入税額控除の考え方(後編)(2019年6月4日)

2019年6月4日

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●落合会計事務所 オフィシャルメールマガジン
vol.427 2019年06月04日配信●
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・ご挨拶……… 早いものでもう6月になりました
・特集………… 消費税増税、値引き要求されたら。。。(後編)

●ご挨拶○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。

○○さん、こんにちは。
税理士の落合孝裕です。

早いものでもう6月になりました。
あじさいが咲き始めました。
そろそろ梅雨入りの時期ですね。

●特集○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。

さて、今回は「消費税、仕入税額控除の考え方(後編)」です。

(前編)の続きで、機械の納品の話になります。
(前編)は以下をお読みください。
https://www.ochiaikaikei.com/mlmg/201905281113_1565.html

9月の納品予定だった1,000万円の機械が、
10月納品になったとします。
○ 9月の納品・・・・・1,080万円(8%)
○ 10月の納品・・・1,100万円(10%)
営業マンは消費税の納税の仕組みを説明します。

買い手の会社では消費税の納税時に、
20万円を差し引くことができます。
納税のときに精算ができるので、
購入と納税のトータルで損はありません。

「そうは言っても何とかしてよ。。。」
再度、買い手から値引きを要求されたら、
どのように対応すればよいでしょうか?

買い手のデメリットは確かにあります。
○ 9月納品・・・・・消費税は80万円
○ 10月納品・・・消費税は100万円

この差額20万円が精算されるのは、
買い手が消費税を納税するときです。
たとえば、3月決算の会社であれば、
来年の5月末に納税します。

10月の納品から8ヵ月後となります。
「消費税の差額20万円については、
御社の納税までの金利分を値引きします。」
これでひとまず納まるのではないでしょうか。

○○さんの会社が値引くのは、
20万円 × 借入金利 × 8ヵ月/12ヵ月
ということになります。

会社の銀行からの借入金利は、
1%からせいぜい2%くらいでしょう。
多めに2%で計算すると、
20万円 × 2% × 8ヵ月/12ヵ月
= 2,667円となります。
切り上げて3,000円の値引きとなります。

(営業マン)納品までの金利分を値引きします。
(買 い 手)わかりました。
(営業マン)それでは納品書にサインをしてください。
(買 い 手)はい、わかりました。
(営業マン)請求書は金利分を値引きして送りますね。
という流れで一件落着となります。

営業マンが絶対にやってはいけないことは、
(1)消費税分そのものを値引きすること
(2)むりやり納品日付を9月に変えること

(2)については、税務調査が入ったときに、
調査官が検収印などと付け合わせて、
「これは10月納品になりますね。
消費税を10%に修正にしてください。」
と、否認される可能性が大きいです。

差額の2%は納入先からもらうべきですが、
今さら言えないでしょうから、
結局当社の持ち出しになってしまいます。
これは十分に注意してください。

最後におまけですが、増税後の交際費について、
会社で使えるちょっとしたテクニックです。

飲食店は個人のお客さんの割合が多いので、
消費税の増税で大きな打撃を受けるでしょう。
10月当初はかなり売上が下がりそうです。

会社が支払う飲食代は10%になっても、
差額の2%は納税時に引かれますので、
損はしないことになります。

接待や会議など会社で使う飲食費であれば、
9月末よりあえて10月初めに使った方が、
お店は喜んでくれるでしょう。
接待で使う場合は良い席が取れそうですね。

さて、消費税の増税については、
一部で再々延期のうわさもありますが、
こちらは増税前提で準備するしかありません。
今から営業マン研修をしておきましょう。

●編 集 後 記○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。

仕事が少し早く終わった帰りは、
デパ地下の魚屋でよく買い物をします。
7時半くらいから半値が多くなりますが、
品揃えは一気に少なくなります。
何事もタイミングが肝心です(笑)。
最近ではあさりが特に美味しかったですね。

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所在:東京都世田谷区用賀4-5-16 TEビル2階
(平成27年9月より移転しています。)
電話:03-5716-6528
○ 顧問契約、単発の相談のお問い合わせは
https://www.ochiaikaikei.com/
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