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税務調査実際の立会いから(2016年12月7日)

2016年12月7日

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●落合会計事務所 オフィシャルメールマガジン
vol.308 2016年12月07日配信●
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・ご挨拶………先週の金曜日は事務所の忘年会でした
・特集…………税務調査、実際のところはこうでした

●ご挨拶○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。

○○さん、こんにちは。
税理士の落合孝裕です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。

早いもので12月になり1週間たちました。
あっという間に1年の終わりですね。

先週の金曜日は事務所の忘年会でした。
仕事仲間の皆さんも交えて賑やかな会でした。
スタッフも司会が板に付いて頼もしくなりました。

●特集○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。

さて、今回は「税務調査実際の立会いから」です。

秋の税務調査のシーズンはほぼ終了となりました。
例年ほとんど顧問先に税務調査は入らないのですが、
今年は法人税、相続税、所得税と続けて立ち会いました。

今日は税務調査の実際についてご紹介します。
もちろん守秘義務がありますので、
特定できないように内容は少し変えてあります。

【1】同族関係者間の取引はチェックされる

これは以前から税務調査での
最重要チェックポイントの一つです。
グループ会社への外注費の支払いなどは、
「どうやってその金額を決めたのですか?」
しつこく聞いてきます。

事前にその金額の計算根拠は残しておき、
税務調査できちんと説明できるようにしておきましょう。

【2】ネット取引もチェックされる

最近増えているネット取引の業種も、
税務調査に入りやすくなっています。
年配の調査官は苦手な業種のようで、
20代~30代の調査官が入る傾向にあります。

若手の調査官は自らネット取引をやっていますので、
社長さんが話す専門用語も付いてきますね。
会社のデータを調査官のメモリースティックに保存、
税務署から持参のノートパソコンで、
内容をチェックする調査官もいます。
「税務署に2台しかないパソコンが今日は空いていました。」
(本当かい!?)

調査の流れによっては、
社長さんに了解のうえでチェックさせますが、
○ 何を調べるために見たいのか、
○ どのデータをパソコンに入れるのか、
こちらからしつこく聞いてから進めさせています。

【3】海外取引もチェックされやすい

海外取引についても細かくチェックしますね。
最近の重点チェック項目でしょう。

ただし、よく理解できない調査官も多く、
「いつも説明に時間がかかるんだよね。」
社長があとでよくぼやいています。

海外の関連会社への外注費や、
出向社員の人件費の負担割合なども、
細かく確認を求められます。

【4】現金支払いの給料は領収証をもらっておく

現金で数十万円の大きな取引は、
領収書がないかチェックされます。

飲食業や小売業で規模が小さいうちは、
毎月の給料を現金で支払う会社もあります。
社員からは領収証をもらっておいたほうが、
それ以上突っ込まれなくなります。
できれば銀行振込みが望ましいですね。

また、賞与だけを現金払いする会社もあります。
調査官は「どうして現金払いですか?」
理由を聞きたがります。
社長はここで答えに詰まらないでください。
「社員が喜ぶからです」これで十分です。(笑

【5】翌期の売上、費用は細かくチェックされる

売上の漏れなど間違いがなさそうな会社は、
翌期の売上のずれを詳しく調べます。

直前の決算期が調査の最重点期間ですが、
たとえば直前の3月決算について、
翌期首4月の前半の売上の請求書は、
目を皿のようにして調べます。

いわゆる「期ずれ」を探しているのですが、
ベテラン調査官はこの傾向が強いですね。

【6】外注先の売上高住所は請求書を写していく

さらにまったく間違いがない会社の場合は、
会社の外注先からの請求書から、
○ 会社名
○ 住所
○ 日付
○ 金額
ひたすら写す若手の調査官もいます。

手ぶらで税務署に帰っては統括官にしかられますので、
外注先の申告漏れがないかの資料せん作りです。
ここから外注先の売上漏れが見つかることは、
よくある話です。

【7】非常勤役員への報酬は実績をチェックされる

役員報酬を支払っている役員については、
報酬に見合う仕事をしているかを調べます。
調査当日に会社にいない役員は、
根掘り葉掘り勤務の内容ついて質問されます。
当日は会社にいてもらう方が無難ですね。

うちの事務所では、
税務調査の前に必ず社長や経理担当者と、
打合せをしますが、
特に非常勤の役員については、
業務内容を確認するようにしています。

さらに以下も準備してもらいます。
○ 調査の当日は必ず出勤してもらう
○ 名刺は必ず用意してもらう
○ 組織図にも記載してもらう

もう10年以上も前になりますが、
まったく働いていない奥さんに、
毎月50万円の役員報酬を、
支払っていた会社がありました。

親族で経営している小さな会社でしたが、
こちらは前の税理士から引き継いだばかり。
まったく働いていないことは知りません。

調査当日はお茶出しにパソコン入力、電話対応まで、
奥さんは調査官の目の前で、
本当にテキパキと仕事をして(笑
結局まったく指摘されませんでした。
いろいろとありますね。。。

さて、最近は税務署内の書類チェックが細かくなり、
実際に会社に税務調査が入ってから、
結論が出るまでの時間が長くなっています。

今シーズンは税務調査から受けた案件も含めて、
是認または大きな指摘事項もなしで、
ほぼすべて終了しました。
スタッフも経験が積めて良かったです。

●編 集 後 記○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。

先週、テレビ朝日「グッド!モーニング」から、
所得税の「配偶者控除」について電話取材を受けました。

結局夜まで資料作りに付き合いました。
翌朝にはアナウンサーが前から知っていたかのように、
配偶者控除の解説をしていました。さすがプロ。。。

でもテレビ関係の人たちって、
皆さん夜中でも元気いっぱいですね。(笑
http://ameblo.jp/tochiai65282414/entry-12224678187.html

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