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法人税率の引下げの上手な活用方法(2013年1月22日)

2013年1月22日

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  ●落合会計事務所 オフィシャルメールマガジン vol.116 2013年1月22日配信●
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─┌─────┐ このメールマガジンは、税金に関する様々な情報をまとめて、
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─└─────┘ お知り合いの方にも、ご紹介いただけると幸いです。
http://www.ochiaikaikei.com/

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・ご挨拶……………………………… 昨日から採用サイトに登録しています
・特集………………………………… 税率の引き下げの上手な活用方法です

● ご 挨 拶 ○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○

○○さん、こんにちは。
税理士の落合孝裕です。 
いつもメールマガジンをお読みいただき、ありがとうございます。

事務所スタッフ採用のため、昨日から就職サイトに登録しています。
最近の就職難もあってか、すでに10名の応募がありました。

うちの事務所の特徴は、
大手の会計事務所のように部門を分けておらず、
法人税から所得税、相続税まで幅広い税務の仕事ができることです。
2,3年で皆びっくりするほどの力がついています。
ご興味があるかたは、ぜひご応募ください。
http://www.jinzai-draft.com/cup/ochiaikaikei.html

● 特 集 ○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○○o。

今日のテーマは「法人税率の引下げの上手な活用方法」です。
来年度の税制改正がいよいよ24日(木)に取りまとめられます。
大きな流れは増税の方向です。
そんな中、あまり目立たないのですが、
すでに平成23年度税制改正で、法人税率の引き下げが決められています。

資本金1億円以下の会社は、平成25年3月期から順に、
(1) 所得800万円超える部分・・・40.69% → 38.01%
(2) 所得800万円以下の部分・・・26.44% → 24.56%

と実質的に会社が負担する税金は、約2%の減税となります。
3月決算の会社ならば、今年の3月決算からの減税ですね。

ちなみに、資本金1億円を超える会社は、
もともと(2)の区分はありませんので、
すべて(1)の減税となります。

本来は税率の引き下げは5%となっていますが、
震災の影響で当初3年間は2%の引き下げとなりました。

さて、この減税をどう活用したら良いでしょうか?
まず1つ目は、無理な節税には走らないことです。

税金を払うのが好きな人はそういません。
といっても、所得が800万円以下の部分では、
税率は約25%で75%は会社に残るのですから、
無理な節税をして、無用に手取額を減らすことはありません。
あえて税金を納めて、残りを会社に貯めるという考え方です。

2つ目は、個人の所得との調整することです。
個人の最高税率は、所得1,800万円を超える部分は、
所得税・住民税をあわせて50%となっています。 
所得が高くなると半分が税金で持って行かれます。
一方で、会社の税率は高い方でも約38%と、
差引で12%も安くなっています。

オーナー社長のように、自分で給料の調整をできるのであれば、
あえて給料を引下げて会社の所得を増やすと節税になります。
○ 会社の所得・・・3,000万円
○ 社長の給料・・・3,000万円
であれば、
○ 会社の所得・・・4,000万円
○ 社長の給料・・・2,000万円
と、1,000万円を個人 → 会社へ付け替えれば、
1,000万円 × 12% = 120万円の節税となります。

これを3年続ければ、120万円 × 3年 = 360万円の節税です。
4年後からは会社の税金はさらに3%安くなりますので、
毎年150万円の節税となります。
10年で考えると、
○ 120万円 × 3年 = 360万円
○ 150万円 × 7年 = 1,050万円
合計で、1,410万円もの節税となります。
これがまるまる手元に残ることになります。  

さて、この減税の3つ目の活用方法は、
「法人税の繰り戻し還付」を活用することです。
これは、赤字の会社は前期で支払った法人税を還付する規定です。
たとえば
○ 平成24年3月期・・・所得は1,000万円
○ 平成25年3月期・・・所得は△500万円
であれば、前期に支払った法人税の半分を戻してもらうことができます。

○ 平成24年3月期 → 法人税の引下げ前(=高い税率)
○ 平成25年3月期 → 法人税の引下げ後(=低い税率) 
つまり、前期の引下げ前の高い税率で支払った法人税を、
当期に戻してもらうことになります。

さらに、△500万円の赤字について、
△1,000万円以上に増やすことができれば
前期で納めた法人税をまるまる戻してもらうことができます。

といっても、先にご説明したように、
無理にお金を使うことはありません。
親族の役員がたまたま辞めることがあれば、
役員退職金を支給するなど、親族で手元に残る節税が望ましいと言えます。

このように、会社の税率の引き下げは、
うまく活用するとそれなりの節税となります。
これから様々な増税が予想されますが、
まずはできることからやっていきましょう。

● 編 集 後 記 ○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。

昨日の夜から雪の予報でしたが、雨の予報に変わりました。
またどうなるのかと心配していましたが、個人的にはほっとしています。

インフルエンザは相変わらず流行っており、
その一角のほとんどの住民がかかっているような地域もあるようです。
予防接種を受けても、違いタイプのものには効果がないようですが、
まずは手洗い、うがい、さらにバランス良く食事を取り、
十分な睡眠を取るという、基本を忠実に守ることが大切なようです。
お体にお気を付けくださいね。

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所在:東京都世田谷区用賀2-14-11ブリュンヒルデ4階
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