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類似業種比準価額、業種別株価等の発表(2015年7月22日)

2015年7月22日

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●落合会計事務所 オフィシャルメールマガジン vol.242 2015年07月22日配信●
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─┌─────┐このメールマガジンは、税金に関する様々な情報をまとめて、
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・ご挨拶………………………………毎日、本当に暑いですね~
・特集…………………………………事業承継に必要なデータが発表されています

●ご挨拶○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。

○○さん、こんにちは。
税理士の落合孝裕です。
いつもメールマガジンをお読みいただき、ありがとうございます。

猛暑が続いています。
3連休は半分くらい仕事をしていましたが、
外に出ると本当に毎日暑いですね~
昼間は頭がくらくらします。

それでもこんな暑さが毎日続くと、
少しずつ慣れてくるものですね。
人間の強さを感じる今日この頃です(苦笑)

●特集○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○

さて、今回は「類似業種比準価額、業種別株価等の発表」です。

事業承継をするにあたり、
頭が痛いのが自社株の評価です。
○ 社歴が長く安定して業績が良い
○ 土地や有価証券の含み益が多い
こういった会社は評価額が高くなります。

自社株の相続税や贈与税での評価方法は、
税法で決められている方法にしたがい、
(1)類似業種比準価額
(2)純資産価額
この2つの組合せで株価を計算します。

会社の規模が大きい順に、
次のように計算します。
(1)× 100%
(1)× 90% +(2)× 10%
(1)× 75% +(2)× 25%
(1)× 60% +(2)× 40%
(1)× 50% +(2)× 50%

規模が大きい会社のほうが、
「類似業種比準価額」の割合が多くなります。
ちなみに、いずれの規模の会社も、
(2)×100%、で計算したものと、
いずれか低い金額を選べますので、
規模が大きいほうが有利となります。

「類似業種比準価額」は、
国税庁から発表される「業種別株価等」を、
もとに計算します。

国税庁では、上場会社を業種ごとに分けて、
その業種ごとの株価、配当、利益、純資産を、
50円額面で換算した金額を発表します。

6月に発表された最新データを見ると、
たとえば、「電子部品製造業」であれば、
○ 配当金額・・・・1.9円
○ 利益金額・・・・・10円
○ 純資産価額・・・160円

さらに、株価は、
○ 平成26年平均・・・・・153円
○ 平成27年2月分・・・・201円
○ 平成27年3月分・・・・221円
○ 平成27年4月分・・・・224円
となっています。

株価はいずれか4つのうち、
一番低い金額を選べます。

日経平均株価は上昇し続けていますので、
どの業種も平成26年平均が一番低くなっています。

たとえば、平成27年4月に相続が起こった場合、
一番低い平成26年平均の「153円」をもとに、
上場会社のデータと自社のデータを比較して、
自社株の評価をしていきます。
(具体的な計算方法はかなりややこしいので、
ここでは説明は省きます。)

日経平均株価は平成24年11月ころから、
ずっと上昇傾向にあります。

したがって、
○ 平成26年の相続税・贈与税の計算では、
→平成25年平均の株価が一番低い
○ 平成27年の相続税・贈与税の計算では
→平成26年平均の株価が一番低い
ということになります。

さらに、来年についても、
○ 平成28年の相続税・贈与税の計算では、
→平成27年平均の株価が一番低い
と予想できます。

日経平均株価は年々上がっていますので、
いずれオーナー経営者に相続が起こると、
思わぬ多額の相続税が生じてしまうことになります。

よって、株価が今後上がる前に、
後継者に贈与したほうがよい、ということになります。

来年の贈与なら今年の贈与のほうがよいとなります。

ただし、これがそうでないことがあります。
というのは、これらの株価等の計算のもととなる
「標本会社」については、
国税庁では定期的に入れ替えているからです。
業績が悪い会社や逆に業績が良すぎる会社は、
標本会社から除外することとなっています。

業種によっては、
「標本会社」の入れ替えにより、
平成25年平均の株価より、
平成26年平均の株価のほうが、
はるかに低くなっているケースもあるのです。

たとえば、
○ 建築工事業
平成25年平均の株価・・・279円
平成26年平均の株価・・・151円
○ パン・菓子製造業
平成25年平均の株価・・・846円
平成26年平均の株価・・・433円
○ 建設用・建築用金属製品製造業
平成25年平均の株価・・・217円
平成26年平均の株価・・・121円

これらの業種は、
平成26年の相続税や贈与税より、
平成27年の相続税や贈与税のほうが、
支払う税金が少なくなります。

評価額が下がることは助かりますが、
「標本会社」がどの会社なのか、
具体的な提示がないため、
ちょっと腑に落ちない感がありますね。

類似業種の前年の株価等の発表は、
毎年6月ころにおこなわれています。
https://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kobetsu/hyoka/kaisei/150611/index.htm

路線価の発表に比べて、
あまり注目されませんが、
○○さんが会社経営をしているのなら
ぜひ株価等のデータを確認してみてください。

●編集後記○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o

久しぶりに飛行機での出張です。
羽田へは二子玉川から直行バスで。
乗り換えがないのが楽ですね。
朝7時発の便でしたが、
席は半分くらい埋まっていました。

飛行機の搭乗もバーコードで入りやすくなり、
昔と比べると便利になりましたね。

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