税理士 世田谷区 東京 の 税理士事務所 節税・税務調査・相続のご相談なら 落合会計事務所

税理士 世田谷区 東京 の 税理士事務所 決算・資金・相続のご相談なら、20冊以上の税金本を出した税理士による税務サポート。落合会計事務所 東京都世田谷区用賀 TEL:03-5716-6528 FAX:03-5716-6529 税理士 世田谷区 東京 の 税理士事務所 決算・資金・相続のご相談なら、20冊以上の税金本を出した税理士による税務サポート。落合会計事務所 東京都世田谷区用賀 TEL:03-5716-6528 FAX:03-5716-6529
お知らせ:感染予防への当事務所の対応
ご予約・お問い合わせページへ
サイトマップ
事務所概要
ホーム

メルマガのご紹介

租税条約に基づく情報交換(2014年12月16日)

2014年12月16日

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
●落合会計事務所 オフィシャルメールマガジン vol.213 2014年12月16日配信●
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

─┌─────┐このメールマガジンは、税金に関する様々な情報をまとめて、
─│\___/│毎週火曜日に配信しています。
─└─────┘お知り合いの方にも、ご紹介いただけると幸いです。
http://www.ochiaikaikei.com/

_/_/_/INDEX/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

・ご挨拶………………………………インフルエンザが流行っています
・特集…………………………………海外で○○にある財産は調べられません

●ご挨拶○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。

○○さん、こんにちは。
税理士の落合孝裕です。
いつもメールマガジンをお読みいただき、ありがとうございます。

急に寒くなり、インフルエンザが流行っています。
毎年予防接種をやっていますが、
個人的には今年2月に初めてかかってしまいました。

予防接種はしてもあまり意味がないのか、
予防接種をしていたので軽く済んだのか、
微妙な感じはしますね(笑)。

ともあれ、
手洗い、うがい、十分な睡眠、と、
しっかり予防に心掛けたいですね。

●特集○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○

さて、今回は「租税条約に基づく情報交換」です。

国税庁では毎年、
海外諸国との租税条約(税金の条約)にもとづいた
情報の交換について、
ホームページで公開しています。

「海外とのやりとりもしっかり見ていますよ」
ということですね。

どれくらいの情報交換をしているかは、
3つに分けて各件数が公開されています。

まず、国税庁から海外の税務当局に「要請」した
情報交換の件数です。
(以下の「年度」は7月から翌年6月をいいます。)

○平成21年度・・・366件
○平成22年度・・・767件
○平成23年度・・・934件
○平成24年度・・・535件
○平成25年度・・・720件

数は多くありませんが、
重要な案件にしぼって要請しています。
また、上記のうち60~70%が、
アジア・大洋州となっています。

要請して得られる資料は、
○海外法人の決算書及び申告書
○登記情報
○契約書
○インボイス(輸出入時に作成する書類)
○銀行預金口座、などです。

実際に申告もれが指摘された事例です。

<事例1>交際費の計上もれ
国内の会社が海外の販売代理店に支払った
手数料の一部について、
実質は個人口座に支払っていたため、
交際費と認定して課税した。

<事例2>相続財産の計上もれ
海外への送金実績が多額でありながら、
相続税申告時に計上が少なかったが、
実際の残高が多額であることが判明したため、
相続財産の申告もれとして課税した。

次に、「自発的」な情報交換です。
これは特に相手国から要請がなくとも、
お互いに情報を提供したものです。

海外から「自発的」に提供された情報は、
直近では前年度の30倍以上に増えています。

○平成21年度・・・・・36件
○平成22年度・・・・・35件
○平成23年度・・・・339件
○平成24年度・・・・・92件
○平成25年度・・3,062件

具体的には、
○海外の会社に勤務時に受領した報酬、
○海外資産の譲渡、
こういった情報が提供され、
申告もれが指摘されています。

最後に「自動的」に提供される情報です。
これは法定調書から得られたデータを、
お互いに情報提供しあう仕組みとなっています。

海外から「自動的」に提供された情報は、
以下のようになっています。

○平成21年度・・・37万9千件
○平成22年度・・・14万4千件
○平成23年度・・・19万件
○平成24年度・・・12万5千件
○平成25年度・・・13万3千件

具体的には、
配当、不動産所得、給与・報酬、株式の売却益、
などの情報が提供されています。

これらの情報にもとづき、
○海外の預金利息の計上もれ、
○海外の財産の相続税の申告もれ、
などが指摘されています。

さて、海外との情報ネットワークは、
現在88ヵ国と結ばれています。

東南アジアでは、
○インドネシア
○韓国
○シンガポール
○タイ
○中国
○フィリピン
○ブルネイ
○ベトナム
○香港
○マレーシア
○マカオ、と結ばれています。

実は「台湾」とは結ばれていないのです。
よって、台湾にある預金や不動産は、
国税当局は情報を得ることはできない、
ということになります。

税務調査の立ち会いをしたときに、
調査官にさりげなく聞いてみると、
「たしかに調べることはできませんよねえ」
と答えが返ってきます。

といっても、
脱税を勧めているわけではありませんので。。。(笑)
台湾への海外送金が多いと、
税務調査で厳しく追及されることは間違いありません。

このように、海外とのやりとりは、
国税当局では最重要項目として
情報を集めていることがわかります。

「以前の申告では見つからなかった」
安易な考えで申告もれをしないよう、
十分にご注意ください。

●編集後記○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o

忘年会のシーズン真っ盛りです。
タクシーの運転手に、盛り場の景気をよく聞きます。
渋谷あたりは昨年より人出が多いようです。
景気が少しだけ戻ってきた感はありますね。

深夜TVでバブル当時の世相の特集がありました。
20歳の女性タレントには歴史の出来事なんですね。
高級ブランド品がクリスマス前に売切れ続出で、
「売切れ証明書」を発行するデパートがあったとか。
アベノミクスが成功してもこうはならないだろうなあ。。。(笑)

■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■■
—————————————————————————————————————————————-
落合会計事務所
税理士 落合 孝裕
所在:東京都世田谷区用賀2-14-11ブリュンヒルデ4階
電話:03-5716-6528
○顧問契約、単発の相談のお問い合わせは
http://www.ochiaikaikei.com/
—————————————————————————————————————————————-

「税理士が教えるとっておきの税金情報」
発行者:落合会計事務所

過去の記事一覧

私たちスタッフにお任せください!03-5716-6528 私たちスタッフにお任せください!03-5716-6528

初回面談は無料です。メールでのご予約・お問い合わはこちら

このページのTOPへ