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赤字が続く会社の株価(2012年7月17日)

2012年7月17日

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  ●落合会計事務所 オフィシャルメールマガジン vol.091 2012年07月17日配信●
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─┌─────┐ このメールマガジンは、税金に関する様々な情報をまとめて、
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・ご挨拶……………………………… 暑いですね~
・特集………………………………… 赤字が続くと株価は高くなります
・編集後記…………………………… ラジオ番組に出演しました

● ご 挨 拶 ○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○

○○さん、こんにちは。
税理士の落合孝裕です。 
いつもメールマガジンをお読みいただき、ありがとうございます。

昨日は暑かったですね~
東京は32℃ありました。
さらに、今日は1℃上がって33℃の予報です。
お互い熱中症に気をつけましょう。

● 特 集 ○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○○o。

さて、今日は「赤字が続く会社の株価」についてです。
相続が起こったときに、オーナー会社の株式(自社株)は相続財産となります。
創業社長のお父さんが亡くなったような場合、
持ち株割合は50%超となっていることが多く、
業績が良い会社では、資本金の数倍~数十倍の評価額になることもあります。

「自社株」の評価額は、
1.上場会社の株価に比準して計算する価額(類似業種比準価額方式)
2.会社の解散時の価額(純資産価額方式)
この2つの評価額を、会社の規模に応じて組み合わせて評価します。

会社の規模が小さい → 大きいの順に、
○「類似」×50%と「純資産」×50%の合計
○「類似」×60%と「純資産」×40%の合計
○「類似」×75%と「純資産」×25%の合計
○「類似」×90%と「純資産」×10%の合計
○「類似」×100%(会社の規模が一番大きい)
で評価します。

一般的には、「類似」<「純資産」の会社が多いのですが、
仮に「類似」>「純資産」の会社の場合は、
どの規模でも「純資産」で評価してかまいません。
よって、会社の規模が大きいほうが、評価額は有利になります。
ちょっとややこしいところなので、この結論のみを理解してください。

さて、ここからが本論になります。
「純資産」は会社の解散時の価額ですので、
業績が一時的に良くても悪くても、あまり変動はありません。
社歴が長く、業績がずっと良かった会社は高くなります。
額面50円に対して、
○ 2,000円(40倍)
○ 5,000円(100倍) 
ということもざらにあります。

一方で「類似」は直前の決算書をもとに計算しますので、
亡くなったときのタイミングで、かなり上下にぶれます。
たとえば、額面50円に対して、
○ 直前で業績が良い場合は、200円(4倍)
○ 直前で業績が悪い場合は、20円(0.4倍)
10倍くらいの差が出ることが、よくあります。

たまたま、業績が良い期のあとで相続があると、
相続税がポンと跳ね上がってしまいます。
一方で、業績が悪い期のあとで相続があると、
安心かというと、そうではありません。

過去の業績が良い会社が、
2期連続して、
○ 配当がゼロ
○ 利益がマイナス(=赤字)

となると、
→ 「類似」×25%と「純資産」×75%の合計
で計算する決まりになっています。
この取扱いはほとんど知られていません。
実際に計算して説明すると、ほとんどの社長さんがびっくりします。

たとえば小売業で、
○ 決算書の総資産8億円
○ 社員40名
○ 年商10億円
とします。

本来であれば、
「類似」×75%と「純資産」×25%の合計
で計算すべきところ、2期連続して配当ゼロで赤字となると、
「類似」×25%と「純資産」×75%の合計
で計算することになってしまいます。

仮に、
○「純資産」・・・2,000円
○ 黒字の決算期の「類似」・・・200円
○ 赤字の決算期の「類似」・・・20円
○ 社長の持ち株数・・・16万株
とします。

黒字の決算期のあとでは、
○(200円×75%)+(2,000円×25%)= 650円
→ 社長の持ち株の評価額は、1億400万円
2期連続で赤字の決算期のあとでは、
○(20円×25%)+(2,000円×75%)= 1,505円
→ 社長の持ち株の評価額は、2億4,080万円
と大きな開きがあります。

税制がこんなに理不尽になっていることを理解してください。
このように決まられた趣旨としては、
わざと赤字を続けて株価を下げることをシャットアウトすることでした。
ただし、この不況では結果的に赤字が続くことがよくあります。
たまたま赤字が続いて、相続税が増えてしまうことがあり得るのです。

では、どうしたら良いでしょうか?
これは社長から後継者に対して、
自社株の生前贈与を、長い年数をかけておこなうことです。
毎年の贈与額は、贈与税が発生しても、
200万円~300万円にくらいすると、かなり相続対策になります。
赤字が1期発生したあとは、多めに生前贈与することが可能です。

このように、意外に知られておらず、
常識とはかけ離れた税務の取扱いがあります。
○○さんの会社が、
社歴が長かったり、過去の業績が長期的に良かったのであれば、 
決算のたびに、顧問税理士に評価をおこなってもらうことをお勧めします。

● 編 集 後 記 ○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。

先週は「ラジオNIKKEI」の収録がありました。
パーソナリティの木下晃伸さんが、
「意外と知らない給料のカラクリ」(中経出版)を読んで興味を持ったとのこと。
特に打合せもなく収録が始まり、ひやひやしながら話しましたが、
さすがに木下さんのリードがお上手で、無難にまとまりました。
21日(金)夜9時からの放送予定です。
その後、番組のホームページからもダウンロードできます。   
http://ameblo.jp/tochiai65282414/entry-11302010109.html

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電話:03-5716-6528

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